Archive for the ‘「水広場的」ファイナンス’ Category

市井散文 起業編

起業、または見栄の発情。水広場的に紐解きます。アマゾンKindle版です。 市井散文 起業編

ドライバーとの会話

今日、資材納入に来たドライバーさんとの会話 「お疲れ様です。」 運転も齢のせいか結構疲れるね 「失礼、70歳ぐらいですか?」 73。 「歩合給なんでしょう?」 これ(当方への納入)で6千円。今日全部で7千円ぐらいかな。会 […]

上場企業が多すぎる弊害

日本最大の危機は少子化であり、少子化の最大要因は若者の可処分所得が少ない事による結婚の減少です。 人口転換論によれば先進国の人口減少はある意味で当然と考えられ、出生率減少の理由としてはK.Davis, K.Masonらに […]

早川氏が正しい

見ると頭が悪くなる日本のテレビですが、たまに有意義な番組がある事に気付きます。 NHK日曜討論。金融政策の議論。リフレ派代表の岩田氏と中立的な早川氏の最後の応酬に全てが集約されていた。前者が「金融緩和に尽きる」といえば「 […]

再掲:水広場がクリスタルガイザーの販売を止めた理由

クリスタルガイザーといえば日本でお馴染みのアメリカ産ミネラルウォーター。 大塚グループ傘下の米Crystal Geyser Water Companyが製造しています。 一時期、日本で最も売れた輸入水であるクリスタルガイ […]

つけもの石が乗ってる・・・

日本の清涼飲料市場は5兆円規模、れっきとした産業、しかしその中身を見るとサステイナブルではありません。 直感に訴えると下図のイメージでしょうか。需要線は推測として一般的なもの。Ⓒの領域は消費者余剰、ⓟは生産者余剰。生産者 […]

花王、お前もか・・

ミネラルウォーターや洗濯用洗剤は消費者物価指数で見ると見事な劣等生。前者はCPI項目にカウントされ出した2000年から2020年までにほぼ5割安となり、後者は1971年からの半世紀で価格はほとんど上がっていない。 今の消 […]

今の物価上昇が1974年狂乱物価よりひどい理由

過去50年間の消費者物価、最も上がった年は1974年で前年比23%も増加した。 半世紀後の今、直近では生鮮食品除くコアCPIで約2%、エネルギーも除いたコアコアで1%弱だという。 一見すれば2%という水準は健全経済に、2 […]

サントリー値上げ宣言!

サントリーが値上げを発表した。 繰り返し恐縮だが全体縮小均衡に陥った日本経済の最大問題は賃金が低いことであり、賃金を上げるには何はともあれ粗利を増やすこと、粗利を増やす真っ当かつ簡単な方法は最終消費者価格を適正水準に引き […]

CPIから何が見えてくるか

中央銀行による空前のマネー供給でも頑として上がらなかった日本の物価、ここに来て輸入原価高騰の一部が小売価格にも反映されているが部分転嫁に留まり、つまり付加価値は増えていないため賃金が上がるシナリオが見えてこない。 ここ数 […]