Archive for the ‘「水広場的」株主’ Category

Good News

ベネッセのMBOは久しぶりのグッドニュースでした。 日本経済の粗利は増えず、株主還元シフト止まらず、早晩賃金は元通りになるはずです。 小粒でどうしようもないのに、上場したがる人達が絶えない日本。 日本は上場企業が多すぎる […]

今の物価上昇が1974年狂乱物価よりひどい理由

過去50年間の消費者物価、最も上がった年は1974年で前年比23%も増加した。 半世紀後の今、直近では生鮮食品除くコアCPIで約2%、エネルギーも除いたコアコアで1%弱だという。 一見すれば2%という水準は健全経済に、2 […]

デルタやオミクロンより怖い株

オチの切れがイマイチなタイトルで恐縮ですが、今回は席巻中のウィルス株より怖い株として日本企業の上場株があるという事を指摘したいと思います。 証券会社の知人達には申し訳ないが、今の上場企業数(3,800社ほど)は最大でもそ […]

水メジャー統合

水メジャーVeoliaによるライバルSuez買収案件が最終局面に。 「投資家の朗報、住民の悲報、政府の面倒。」 水道ビジネスは将来キャッシュフローの変動(金融でいうところのリスク)が小さいためDCFの割引率は低い(=株価 […]

社会的ROE志向

ピケティが確かめたように貨幣経済はr>gで推移してきた。 そして今、至るところで資本主義に牙をむく局面が見られる。 それは自然な流れ。 今の世に大事なのは資本家の富を更に増やすことではなく働く者に報いることであり、ストッ […]

宮城県は上場企業を公募対象から除外すべき

宮城県は水道事業の20年の運営権を民間企業に売却するようですが、公募対象から上場企業は除外すべきです。 資本の論理が支配する上場企業は未公開企業にはない資本コストという負担を抱えているため、水道料金の値上げやコスト削減に […]

水道界の逆転満塁ホームラン

水の事業、特に公共事業たる水道事業本体は将来損益の予測が比較的容易で収益のブレが少ない、金融資産でいうところの債券(Fixed Income)型であり、成長期待で価格がつり上がる株式(Equity)の華やかな世界とは一線 […]

民間による水道運営アップデート

つい数年前まで世界の高級紙・経済紙から絶賛されていたシンガポールの水処理水道運営企業ハイフラックスが経営破綻に陥っています。 また、イギリス最大の水道会社であるテムズ・ウォーターの経営トップが今月、業績不振で引責辞任しま […]

設立記念日に感謝をこめて

2004年の今日、東京法務局で当社設立の登記申請をしました。 会社をたちあげるのに必要な作業はほぼ全部自分自身で行ったのでいろいろと記憶しています。 会社法改正前で株式会社には資本金1千万円が必要でしたが、こちらはそれま […]

日本で水道民営化が不要な理由

日本で水道下水道事業の民営化は不要です。(品質の良い水を永きにわたり提供することが水道の使命である限り) 理由は以下のとおり: 1.水道の最大課題は民営化で解決できない 良い水を永きにわたり提供する上で最大の課題が事業収 […]