Archive for the ‘「水広場的」コミュニケーション’ Category

政策金利から

まずは短期金利の話、中央銀行の今の政策金利を比較、図の出所はチャールズ・ビレロ氏。 スイスの政策金利がプラスに転じ、マイナスは日本だけ。インフレ率を引いた実質では先進国軒並みマイナス、プラスなのは中国、サウジ、メキシコ、 […]

再掲:水広場がクリスタルガイザーの販売を止めた理由

クリスタルガイザーといえば日本でお馴染みのアメリカ産ミネラルウォーター。 大塚グループ傘下の米Crystal Geyser Water Companyが製造しています。 一時期、日本で最も売れた輸入水であるクリスタルガイ […]

つけもの石が乗ってる・・・

日本の清涼飲料市場は5兆円規模、れっきとした産業、しかしその中身を見るとサステイナブルではありません。 直感に訴えると下図のイメージでしょうか。需要線は推測として一般的なもの。Ⓒの領域は消費者余剰、ⓟは生産者余剰。生産者 […]

花王、お前もか・・

ミネラルウォーターや洗濯用洗剤は消費者物価指数で見ると見事な劣等生。前者はCPI項目にカウントされ出した2000年から2020年までにほぼ5割安となり、後者は1971年からの半世紀で価格はほとんど上がっていない。 今の消 […]

もやもやnote・・需要って?

日頃のもやもやの正体探し。 デフレには2つの定義があり、一つ目は文字通り物価が下がっていく現象、もう一つはGDPギャップがマイナスであること。総合物価指数が2%超えても日銀が緩和継続する理由は後者を理解すればわかる。 そ […]

ウクライナ、ドイツの水、日本。

ドイツのエンジンガーの社長と久しぶりにコンタクト。ウクライナ戦争のあおりを受けて資材調達が困難になっているとの事です。特に外箱等に使う段ボールが入らないと。 僕らとの17年の歴史もあってか、同社長は日本に強くコミットして […]

水広場的 経済ばなし

水広場的経済論は賃金が主役です。理由1.日本で最も不幸せなのが(消費者としての我々に対しての)労働者としての我々だから、理由2.少子化緩和に最も効果的と思われるから。 改めて現状を確認し、解決の方向性を探る。まずは黒田日 […]

震災から11年

今日で東日本大震災から11年前。改めて御悔みを申し上げると共に、今も避難生活をされている数万名の皆様に御見舞いを申し上げます。 11年前、弊社としても飲料水を現地に届けましたが、その際の反省が一つあります。細部に渡る想像 […]

オーケー・花王からも透けるデフレの本質

物価を上げるには相対的にマネーを増やせばいい、つまりMV=PQのMを増やせばPも上がるというモデルは通用しなかった。 CPI構成品目数の26%を占める最大セグメント、食料。 そのいびつな流通構造、慣行、そこに加わった株主 […]

フローとストック

政治の世界で経済成長と分配の議論がかまびすしい。それを考える水広場的な出発点はフローとストック両方の指標を見ること。 内閣府、日銀、総務省、厚労省から摂ったデータから参考までにグラフを作った。 賃金、消費者物価、家計純資 […]