宮城県は上場企業を公募対象から除外すべき

宮城県は水道事業の20年の運営権を民間企業に売却するようですが、公募対象から上場企業は除外すべきです。

資本の論理が支配する上場企業は未公開企業にはない資本コストという負担を抱えているため、水道料金の値上げやコスト削減による質の低下が顕在化する可能性が高いからです。

また、県は民営化により100億円単位で事業費削減ができるといっているようですが、もしそうであるならば、それはこれまでの水道運営にいかに無駄が多かったを示唆します。

飲料水中のウイルス等に係る 危機管理対策について

以下、参考までに抜粋です。出所:厚生労働省 飲料水中のウイルス等に係る危機管理対策に関する研究 平成17年度 総括・分担研究報告書

・ウイルスによる過去の水系感染事例の整理・解析

飲料水に混入したウイルスが原因と推測される水系感染症の流行があり、患者及び飲料水の両者から原因ウイルスが分離又は検出された事例について、文献情報に基づき既存の知見を取りまとめた。その結果、ウイルスの水系感染が確認された事例は、いわゆる上水道などが関与したものではなく、井戸水などを原水とした小規模水道による場合がほとんどであった。また、事故発生の経緯をみると、浄水処理過程のうち、特に、消毒工程の不備・不具合によるものがほとんどであった。したがって、適切な管理が行われている水道施設であれば、ウイルスの水系感染は起こり難いと考えられる。しかし、水系感染症が発生した場合は、飲料水が原因であると確定するまでに時間を要し、結果として大規模な感染症の流行につながる恐れがある。そのため、万一の場合に備えて水道では日頃から十分な対策を講じておくとともに、水道水が原因で水系感染症が発生した場合には迅速に対応することが望まれる。

疫学的に確認された水系感染症は発生していないが、水道水からウイルスが分離・検出された事例もある。ウイルスの分離・検出率は、数%レベルから 100%までさまざまである。これらの分離・検出事例で、培養法によって分離されたウイルスは感染性を有したウイルスであるため、ウイルスの水系感染につながる可能性が示唆されるが、遺伝子検出のみでは水系感染の可能性を結論付けることはできない。いずれにしても、外見上問題がないような飲料水にもウイルスが混入している可能性は否定できないので、日常の浄水処理工程の監視が重要である。

水道水の原水となっている河川水等からのウイルス分離・検出事例をみると、ウイルスの分離・検出率は概して高率であり、分離・検出されるウイルスの種類も多い。したがって、浄水処理にあたっては、原水にはウイルスが混入しているという前提に立つべきである。

リアリスト

どこかの首相は、アメリカと日本は自由・民主主義という価値観を共有し強固な絆で繋がっているといった発言を繰り返しています。

それはリアリスト的にはちゃんちゃらおかしい話でしょう。

サミュエル・ハンティントンも指摘しているように、中長期で見ればこの世界は価値観やイデオロギーなどではなく文明のダイナミズムに動かされるというのが当方の思うところです。

例えばこんな事例において:現時点ではクライシスにはなっていませんが中国発コロナウィルスがパンデミック化するかもしれないという今の状況は人間の本質を発露されやすくし、その中でこのフランスメディアが中国人に気を付けろと大衆を扇動した実態、それを許されざる人種差別ととるか、あるいはハンティントン的に所詮人間そんなものだと自然現象のようにとらえるか、私は後者です。




世界の銘水:ファリス



ドイツのリサイクル事情から見えるもの

昨日のDeutsche Welleに最近のドイツの使用済み容器廃棄量の増加とリサイクル新法に関する記事がありました。

近年の廃棄量の増大に対し新法では素材ごとにリユース率とリサイクル率の数値を設定し環境への悪影響を低下させる狙い。

ここまでは普通というか目新しさはないと思いますが、このような場合に日本ではゴミを廃棄する側への批判がメディアで起こることが自然で、特に供給側のメーカーや小売業への批判となるわけですが、ドイツはそういった政治的な思惑で本質から視点論点をずらすstraw man的な動きは比較的少ないように思えます。環境という包括的なテーマは社会全体で取り組む必要があり、目的達成に資することがない些末批判をしても仕方ないということが分っている、つまり当たり前のことが分っている人達の比率がドイツではそれなりに高いのでしょう。

ドイツが日本に勝っているというつもりは全くありませんが、この場合において、産業発展の不可逆性を理解していないのか、あるいは食と自然のつながりという人類的文化に疎いのか、日本の主流メディアなどではその際「ゴミを増やすミネラルウォーターは悪」といった情報発信が起こるように想像します。

僕が当地に駐在していた90年代前半には近所のスーパーには瓶入りのミネラルウォーターしかありませんでした。

ドイツで売られる水のガラス瓶の肩はひどく擦れた跡が残っているものが多く、日本では不良品とみなさてしまいますが、現地では立派にリサイクルされた証左として消費者は何ら白くこすれた跡を気にすることはありません。

本来は我々販売側が消費者の皆さんに正しい知識をお伝えし、本質的には不要な過剰包装や華麗包装が当然のように求められる市場は環境にはマイナスであることを分かっていただくことが肝要。他方、当方もそれなりに努力はしておりますが、これだけデフレが長引くと、どの小売業者も同様ですが、消費者側の要求は理不尽でも受け入れざるを得ない部分があります。

水広場では従前からデフレの危険性を訴えてきましたが、「モノやサービスよりカネの方が価値がある。(だからカネを払う方が上である)」というデフレセンチメントは人間の価値を毀損するだけでなく、環境面でもマイナスであることが本件からわかります。

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ボトルデザイン

この写真は当社オフィスで撮ったものですが、流通業の専門家の中にはこのボトルに見覚えがある方もいると思います。


VODAVODA、英語でいうとWaterWaterというこのミネラルウォーターはセルビアで生産販売されているもので、水広場は2007年に現地水源工場を視察しましたが、成分などの関係で日本への輸入は断念しました。当時のナチュラルローソンの部長さんが気に入っていたので残念ではありましたが仕方ありません。

それから何年か後、日本の某コンビニでVODAVODAらしきミネラルウォーターを見かけました(下画像)。不思議に思って手に取ったら、アクア・カルパチアというルーマニアの水。カルパチア山脈は名水の宝庫ですので、それを意識したブランディングはよいのですが、ボトルデザインは明らかにVODAVODAそのもの。たかがデザイン、されどデザイン、知的権利がどう管理されているのか知りませんが、オリジナリティを重んじる水広場としてはVODAVODAに軍配。


賢明な九州

広域化と民間事業者の水道運営を可能にする改正水道法が今月施行されました。西日本新聞が九州の政令市、県庁所在市、中核市の計10市にコンセッション方式の導入について尋ねたところ、全ての市が「導入予定はない」と回答したということです。

施設は自治体が継続保有しながら運営を民間に任せるコンセッションはレントシーキング(法令等の変更を狙い一部関連業者が簡単に利益を得ること)の巣窟となり、儲かる可能性のある一定規模以上の自治体には欧州系外資をはじめ民間業者が攻勢をかけているようです。

何度も言っているとおり、公益性が高い水道は民営化に適しません。今回の洪水でも断水が相次ぐ事態となりましたが、コンセッションにしていたら大変なことになっていたでしょう。また、企業(特に上場企業)は資本コストという公営事業体にないコストを負担する必要があり、それらコストを負担するのは水道を利用する顧客すなわち私達住民です。

九州の皆さんは賢明です。

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/553072/

日本最初の・・・

日本人設計による日本最初の上水道は函館にあります。
今年で130周年ということで市は盛り上がっております。
函館の水道の起源はといえば、外国船が行き来するようになると当時日本になかったコレラが蔓延したためといわれます。明治22年に日本で2番目の近代水道が函館に完成しました。
函館の皆様、130周年おめでとうございます。

国産プレミアムHousuiWaterが海外専門誌で特集されました


水広場が世界に向けてプロモートしている国産プレミアム Housui Water(日本名:宝水)が飲料専門誌Drinkpreneurで特集されました。





国産プレミアム水の輸出

(株)グローバルウォーターは国産プレミアムウォーター「宝水」の第一弾を香港に輸出しました。

香港とマカオで活躍する日本茶マイスターにも提供されます。
Housui Waterに世界から注目が集まり始めています。

https://www.housuiwater.com/