2年後の金町浄水場



2011年3月23日、都内の水道水から放射性物質が出たとパニックになりました。当水広場サイトはパンクし、我が子の健康を心配する母親からの電話が鳴り止みませんでした。

あれから2年、訪ねた金町浄水場は静寂に包まれていました。何もなかったかのよう。

原発では汚染水置き場に困り、各所の下水処理場では汚染泥に困り、寿命が超日常世界の放射性物質はとても厄介です。

水は流動的。汚染水だろうが留まってくれません。良くも悪くも忘れっぽいのが私達日本人の特徴ともいわれますが、現世代が引き起こした厄介、少なくとも現世代の我々が忘れることがあってはいけません。

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