ウォーターダイエット

この1ヶ月で体重を7%落としました。

生命保険に入り直す必要があったので調べてみると、今時の保険はいろいろ細分化されており、健康状態で保険料率が変わるものがあるという。もともと保障と貯蓄を分ける考えの僕は掛捨てに絞っているものの、それでも死亡保障の一般的な料率というのは結構な水準、生命表でいう平均寿命(男で78ぐらいでしたか)の中間地点を過ぎて3年以上経った僕ゆえにそれは当然なのでしょう。

ある保険会社のシステムでは健康状態によって被保険者を4段階にわけ、最優良のクラスだとプレミアムが5割近く安くなる。そうなればダントツで国内最安値だ。よし、そのファーストクラスという名前の最優良にチャレンジしてみよう。さっそく説明を聞くと、非喫煙者、体格、血圧、遺伝的要素、職業などの条件があるらしい。それならば仕事柄いろいろ手に入る「水」を飲みダイエットして挑んでみよう。健康診断まで1ヶ月。

その日からエンジンガー、国内の温泉水各種、ボルセックなど、1日にミネラルウォーターだけで3L、検査日まで飲み続けた。おしっこの頻度も当然増え、体内のアクア・サーキュレーション(?水の代謝とでもいいましょうか)が速まったように感じる。夜のお酒の誘惑と食欲には勝てなかったけれど、朝食は極力控えめにして昼はりんご1個というダイエット。これまでごはんを食べ過ぎてきた反省もあり、白米はとりあえずストップ。そして水と食生活だけで痩せるほど脂肪は甘くないだろうということで、夜明け前の小石川植物園の周りを散歩したりジョグしたりで有酸素運動、発汗しやすい状態をキープ。子供を保育園に送った後もいつものバスでなく徒歩で会社に。最初に気付いた点は便質が変わったこと(ごめんなさい)、そして徐々に軽くなってきている(気がする体重、といいますか自宅に体重計が無いので正確には不明です)。

検査の日取りが決まり、保険会社のセールスの方が繰り返し2,3日前からお酒は控えて水を飲むようとのアドバイス。きっといい人なのだろう、アメリカの本社が国有化される事態になって大変であろうに。後者はご心配無用、一日3L飲んできてます。

さて検査当日、会社のそばのクリニックに定刻に到着。名前を呼ばれ入ると身長・体重・胸囲・胴囲を計測。まず身長というので靴下とろうとしたらそのままでいいというので171。ざっくり170と書かれる。体重というので上着とズボン脱ごうとしたら引くからいいというので68.5、ざっくり68(あれ、この前どこかの銭湯で測った時は73超えてたから、5キロ以上落ちている)。胸囲・胴囲で長袖脱ごうとしたら引くからそのままというので97と83(あれ?引かないでそのまま書いてる)。尿は少しだけでよいと2回言われたが、まあそうおっしゃらずにとばかりに紙コップに半分ほどで置く。

ここまでは非常にレイドバック・リラックスというか軽く適当(?)といった看護婦さんの姿勢がニコチン検査になると一変、アメで充分に唾液を出させた後に特殊な大型綿棒でもってこちらの口内の隅々までかき回す。完全禁煙して3年になるというのに、看護婦さんの真剣な眼差しは、あわよくば喫煙癖をごまかそうとしている不届きモノをワタシは決して見逃さないと言っているようにみえる。多分僕は善人の雰囲気を備えていない。

血圧になり、上着の袖をめくろうとしたらその上から巻かれてパンピング、シューー。下が72で上が130。この前どこかで測ったときは80の125だった気がするけれど、今がよいのか悪いのか分からない。

問診ではおじいさんの先生が胸からお腹をみる。横になってくださいと指された先のベッドにはうず高く本が積まれ、残った半分ほどのスペースに足を曲げ斜めにようやくすべりこみ、わき腹をもまれる。そしてはい終了。

1週間後、せールスマンから電話。「結論から言いますと、ファーストクラスで引受可能です。」 やった。単純に嬉しい。

嬉しいんですが、保険料節約という実務的な理由が無いとダイエットできない自分に気付くと少し悲しい。

とりあえず今日これからその保険の契約です。

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