輸入品欠品のお詫びならびにご説明

新型コロナウィルス等に起因する供給制約により日本向け輸入ミネラルウォーターが欠品する現象が昨年から続出し、水広場でも一部のお客様にご不便をおかけしており、改めてお詫び申し上げます。

昨年は大手ブランドのコントレックスやゲロルシュタイナーが水の需要期である夏に長期欠品し、水広場人気商品のであるブルースプリングも一時欠品となり、そしてイングランドのヒルドン、イタリアのアクアパンナといったスペシャリティウォーターが続き、ここにきてスコットランドのハイランドスプリング、イタリアのサンタンナ1.5Lといった銘柄も欠品の状態となりました。

主な原因は新型コロナウィルスによるメーカー側の製造制約やコンテナ不足及び海運遅滞です。

その影に隠れているのが世界の買い手の経済力学の変化であり、その帰結は日本における終売の連続となります。キリンがボルヴィック事業を終えたことが象徴的でしたが、今春はサッポロが長くコミットしてきたゲロルシュタイナーの輸入販売を終了することになります。

ここ10年来、買い手として中国の位置が一気に高まり、海外メーカー側も数量の割に要求厳しく将来性も見えない日本の優先度は劣後し、物流面では海運貨物は中国沿岸港が目的地となり、東京港などは中国に向かうついでに立ち寄る位置づけになりました。

水の輸入各社は弊社含み小規模事業者が多く、可能な限り力を尽くしていますが、日本全体の地盤が下がっていることは事実です。

弊社としては今後も海外メーカー経営陣との信頼関係を大事にすることだと思っています。

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