JICAボランティア募集

水道水の生物浄化にかんする世界的権威の中本信忠先生、これまでバングラデシュやFijiなどの水道事業で貢献されてこられました。昨晩、中本先生が以下のメッセージを発しました。(以下原文から抜粋。ちなみにEPSとはEcological Purification Systemを意味し、塩素に頼らずとも微生物の菌類除去効果を利用し飲料水を浄化するもので、緩速ろ過の一つです。)

Fijiの国家事業でEPSで村落に安全な飲み水を給水しだした。JICAにボランテア要請がきているが、応募者がいないとのこと。政府の上下水道局(DWS: Department of Water and Sewerage)が現在は監督し、実際の施工などは上下水道公社Water Authority of Fijiが行っている。現場は、WAFのスタッフが監督し施工業者と村人が行っている。DWSではデータ整理のボランテアを、WAFでは実際の施工などの監督のボランテア(手助け)を募集している。JICAでは青年協力隊とシニアボランテアと分けていたが、現在は、その区別をなくした。募集をかけたが、日本から応募がないとのこと。何とかEPS事業を応援したいとのこと。長期でも短期(1年以内、半年でも3ヶ月でも)民間連携でもという。誰か応募してくれる人がいないかな。JICAもお金が無いので、専門家でなくボランテアという待遇です。この待遇が、問題ですが。フィジー内での国内出張は、フィジー側が負担してくれます。どの村でも、英語は通じます。英語だけで大丈夫です。DWSのスタッフは7から8名で、フィジー中の全ての上下水道に関する方針などを決定するところです。WAFは都市の上下水道の事業を主に行ってきましたが、村落も担当しています。水質分析などもWAFの中にLaboがあり行っています。

当方に余裕あれば応募しますが、生憎できません。現役を引退された元気な皆様、是非ご協力のほどを。

連絡先 地域水道支援センター事務局
http://www.cwsc.or.jp/

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