体内水分:アクアポリン

細胞と水

人間のからだは約60兆個の細胞から成り立っているといわのだそうです。そのひとつひとつの細胞の内側と外側の水の流れ、というより水分子の受け渡しを行う特殊な孔のようなものがアメリカの学者により発見され、アクアポリン(まさに水と孔です)と名づけられたそうです。

アクアポリンは狭いところで3オングストロームというとてつもない細さといい、水分子の大きさはひとつあたり2.8オングストロームというから、いつもは水素結合で房のようにつながっている水分子がひとつづつちぎられるようなイメージでアクアポリンを通るということになります。

更なるクラスター関連の学術研究も待たれますが、非常に興味深いテーマです。

Leave a Reply