極悪人を持ちあげるエリート達

今朝Foreign Affairsの記事を見て仰天。この人物の極悪ぶりをどの位の日本人が知っているのでしょう。

クリントン政権などで日本を担当したジョセフ・ナイ。

先日の日本でのシンポジウムで、中国が台湾に侵攻したら日本は絶対に守るという意思表明を今からしておく事が重要、それが抑止力になるから、と発言。

その彼が、Foreign Affairsの「中国が台湾を侵攻したらアメリカは守るという姿勢を示すべきか?」との質問に対し、「絶対にそうすべきではない」と回答! 唖然としました。人間の最低限の倫理規範すら持っていないようです。

中国を弱らせるのに日本を使い、自分は強大中国とは絶対に事を構えないというワシントンの本音はこの例からも読めます。クリントンの頃から急速に凋落した日本、この人物がいかに日本にマイナスであったか検証もせず希代の外交官などと持ち上げる日本のメディアにもつける薬はありません。

ナイ氏は人間として不道徳なだけでなく知能も低く、ソフトパワーなどという空論を流し、本当は無能なエリート層、特に日本人に受けたものの、結局世界はナイとは対峙するハンティントンの描いた方向に向かっています。

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