水の帝王

地味に見える水の世界。

そんな場所にも巨財を築いた人は存在します。

ピエール・パピロー。

フランス人。

今だ現役(のはず)。

水を売って個人資産を1,300億円にした男。

彼は何をしたか?

1.巨大ブランドに低コストで対抗

彼の最大のヒット作、旗艦ブランドのクリスタリン。一応天然水ですが、フランスで22か所でのボトリングを展開、地産地消により低コストで各ローカル市場を席巻。クリスタリンというブランドで微妙に異なる各水源を統一、ロジスティクスブランディングの勝利により、ダノンやネスレ傘下の巨匠ブランドを抜き、クリスタリンはフランス最大のミネラルウォーターに成長する。

2.テコに日本人を使う?!

大塚製薬さんが彼の会社に49%出資し、51%を持つ彼の資産価値は膨れ上がります。当時売上1,200億円の会社のマイノリティシェアを1,200億円で大塚さんは買ったわけです。売ったカステル氏はホクホクだったかもしれませんが、それで終わり。もっと凄いのはパピローさんの方。

パピロー氏の機知、パワー、実行力、パートナー戦略。

マネはできませんが、良い教科書にしたいです。

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