不老水(ふろうすい)[名水百選]


武内宿祢が300歳以上の長寿を保ったとされる水

奈良時代に建立された香椎宮。香椎宮から離れた飛び地の境内にある井戸水が「不老水」です。はるか昔、仲哀天皇と神功皇后に仕えた武内宿祢が献上する御飯を用意する際に使った水とされ、宿祢自身もその水を愛用し、その結果300歳以上もの寿命を授かったといわれています。
不老水の井戸は神官により朝入り口の扉が開かれ、人々がその小さな井戸の水を汲みに訪れる光景を目にすることができます。長寿を願い飲用する方や地元の方々のお茶や炊事など、目的用途は様々のようです。


所在地: 福岡県福岡市東区
交通: JR鹿児島本線香椎駅下車、徒歩約20分


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