清水(きよみず)の湧水 [名水百選]


シラス台地が育んだ名水

火山灰の堆積でできたシラス大地の崖下から湧き出ている水。南九州独特の地層が生み出したピュアな湧水です。水源を塀で強固に守られたその水は豊富な水量を誇り、上水道として地域住民に愛用されています。以前は地域住民で組織した保全委員が管理していたとされますが、現在は町がその管理を担っているそうです。
近くにある崖には平家の落ち武者が刻し明治までの各時代に彫られたとされる大きな磨崖仏があり、公園として整備されています。平成8年に国土庁が「水の郷百選」として認定した全国107地域のひとつに川辺町は認定されました。


所在地: 鹿児島県川辺郡川辺町
交通: 鹿児島市より鹿児島交通バス川辺経由枕崎行(約50分)「両添」下車、徒歩約15分
問い合わせ: 川辺町役場企画部 0993-56-1111

しっかりと守られた水源
(写真提供:川辺町役場)

 

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