水の女王「ボルセック」

1873年ウィーンフェア金賞から始まる メダルの数々
1873年 ウィーンフェア	1873年 フランツヨゼフ	1873年 ワールドフェア
1876年 ベルリンフェア	1885年 ブダペストフェア	1999年UGIR金賞
2000年UGIR金賞	2001年 UGIRプラチナ賞	2002年UGIR金賞
2004年 バークレースプリングス・コンテスト金賞

バルカン半島に横たわるカルパチア山脈の鉱泉テルマリゾート、ボルセック。

この地で湧く鉱泉水は16世紀から治療用に利用されていた由緒あるもので、健康に良いとの評判だけでなく、独特のミネラルバランスなどによりつくられる豊かな味わいは広く知られるようになり、18世紀になるとモルドバやハンガリーを含む欧州各地に馬の背に乗せられたボルセックの水が輸送されるようになりました。

1767年に「ボルセックは国内外から絶望的な患者達が夏になると訪れる場所」と記された史実があるとおり、この頃になるとボルセックを治療目的で訪れる人たちが増加し、小屋、シャレー、浴場の順で現地での治療施設が整えられ、特に消化器系、腎臓、尿疾患などを患う人たちの治療用にこの水は使われました。

皇帝に「水の女王」と言わしめた水
欧州で知る人ぞ知る保養地であるBorsec SPAはルーマニアのハルイタ郡の北西、カルパチア山脈の標高約900mの壮大な森林地帯に位置します。この重厚で飲み応えある天然発泡水は、この地の大自然だけがつくることのできる恵みといえます。

ボルセックの天然水は、19世紀後半以降、ウィーン(1873年)、ベルリン(1876年)、ブダペスト(1885年)、ベルリン(1887年)など数々の国際フェアにて金賞を受賞。時のハプスブルグ帝国のフランツ・ヨゼフ皇帝に「ミネラルウォーターの女王」と絶賛され、"Borsec, The Queen of Mineral Waters" のコメントは現在もボルセックの国際商標としてラベルに書かれています。現地ルーマニアでは、古代ローマ人がしていたように、ワインをボルセックで割ったユニークなスパークリングワインを飲む習慣も残っています。

確かな品質:IFS認証

ボルセックの特徴

・数世紀にわたり数々の世界的権威に認められた由緒ある水です
・硬度1200を超える超硬水にも関わらず天然発泡性のボルセックは硬水独特の抵抗感を感じさせません

ご飲用時における注意: ボルセックは独特の強い発泡性をもつ天然炭酸水ですので、開栓時には泡が飛び出さないように、ゆっくりとキャップをお開き下さいますよう、お気をつけ下さい

水広場のスタッフが2006年にボルセックの故郷ルーマニアに訪れた紀行もお楽しみ下さい。