ミネラルウォーターで料理する

ミネラルウォーターを使って料理するのはちょっと贅沢ですが、ミネラルウォーターの硬度にあった料理をご紹介します。
用途
硬度
解説
緑茶
軟水
50前後
素材の味や香りの抽出力が強い軟水がおすすめです。
紅茶
軟水
60前後
紅茶の繊細な風味を味わうには、軟水がおすすめです。 ただ、ミルクティーを入れるときに硬水を使用すると 紅茶の色が濃くでてミルクと混ぜるとちょうどよい ミルクブラウンになります。紅茶本来の味や香りを楽しむ のは、やはり軟水の方が良いです。
コーヒー
軟水
0-60
アメリカンコーヒー 軟水では豆本来の渋みや苦味を味わうことが出来る為 です。
硬水
120-180
エスプレッソ 硬水では渋みの成分がカルシウムなどに結びついて、 苦味・渋みが除かれて、まろやかになり、コクが加わり ます。
粉ミルク
軟水
0-20
ミネラルのほとんど含まれていない「ピュアウォーター」が おすすめです。ミネラルが調整されている粉ミルクは、 そのままのミネラルバランスを保つには、軟水がよいです。 ミネラル分の高い水は腎機能の低い新生児に与える水 としては適切ではありません。
ビーフシチュー、
スープストック
硬水
200-300
肉を硬くする硬タンパク質とカルシウムが結びついて、 肉を軟らかくします。また、臭みもアクとして出ますアクが 出やすいのは硬水。 すべての肉料理に硬水が良いということではなく、 硬水には肉の臭みをより多く取ってくれる特色がある。
昆布だし、
干し椎茸
軟水
0-60
抽出力の高い軟水は、繊細な和風だしをとるのに 適しています。軟水、それもできるだけ低硬度のものが 適しています。
煮干、鰹節
中程度の硬水
60-120
中程度の硬水:カルシウム成分やマグネシウム成分が 灰汁として臭みを消してくれます。
ごはん
軟水
0-60
抽出力の高い軟水は、繊細な和風だしをとるのに 適しています。軟水、それもできるだけ低硬度のものが 適しています。
サフランライス・パエリア
中程度の硬水
60-120
中程度の硬水を使用するとしゃっきりした固めのご飯が 炊けます。
鍋物・しゃぶしゃぶ
中程度の硬水
100-200
鍋物には、お肉、魚介類や野菜をうま味をある程度 素材に残す必要があります。
パスタ
軟水から中程度の硬水
60-200
パスタのデンプンと硬水に含まれるカルシウムが結合し、 コシの強さが出ます。アルデンテに仕上げるには中硬水が お勧め。

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