世界名水紀行 ティナント　ウェールズ

水を表現するアートとは？

1989年にイギリスのウェールズで鮮烈にデビューしたティナント。

ウェールズ語で「川のそばの小屋」を意味するTy Nant、鮮明さと深遠さと併せ持つブルーのグラスボトル。

そして世界的に有名な工業デザイナー、ロス・ラブグローブ氏により、『人間にとって最も大切である水は、水そのものの価値を引き立ててくれるボトルに入れたい』とのコンセプトのもと、2年の歳月をかけて作られたペットボトル。

水豊かなウェールズで採水された柔らかく美味しい天然水をそれらの特徴あるデザインで包んだナチュラル・ミネラル・ウォーター「Ty Nant」は、イギリス国内、そして世界の共感を呼び、プレミアムウォーターという領域を作り出したのです。

ラブグローブ氏の手がけるデザインはオーガニックデザインと呼ばれ、自然との一体感をテーマにつくられています。美しいだけでなく手にしっくりなじむ心地よさで、人間から切り離せないものとして水への愛着を生むことに成功しました。

Ty Nantはその良質な天然水の価値を広げるため、フェイシャル・スプレーの製造も手がけています。天然水の化粧水といえばフランスのアヴェンヌなどが有名ですが、ティナントの場合は、ミネラル含有量が比較的少なく、肌にやさしい水であったことも幸いしているようです。

プレミアムウォーターの世界

ティナントの成功はプレミアムウォーターの世界を広げました。ノルウェーのVOSS、イングランドのエルセンハムなど、良質な水をデザイン性あふれるボトルで包んだプレミアムウォーターが続々と登場しました。

水広場も2008年の第一回プレミアムウォーターサミットに日本代表として出席。その報告は下記ＵＲＬにてご覧ください。

http://www.mizuhiroba.jp/meisui/sp/premiumwatersummit.html