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世界名水紀行 「水の女神」ルション 南フランス
ルルドその秘密を探る
2,000年前に発見された療養鉱泉地

今から2,000年以上遡るローマ時代、テルメ文化を持っていたローマ人はガリアと呼ばれた現在のフランス地域でも数多くの療養泉を発見しました。


その多くが今でも大切に維持され、テルメ(スパ)として賑わい、また良質な地下鉱泉はナチュラル・ミネラル・ウォーターとして採水、ボトリングされています。


ヴィッテルやペリエなどと並び、ローマ時代に発見され現在までその水の魅力を保っている鉱泉地がピレネー山脈北麓に静かに佇んでいることをご存知でしょうか。


ルション(Luchon)という名のその街は、周囲をピレネーの高山に囲まれたこじんまりしたテルメリゾート。冬は積雪で白一色の幻想的なパノラマとなり、そこで生まれた想像できないほど巨大な規模の雪解け水が、周囲一体の森林に涵養(かんよう)され、地下層を徐々に下りながら石灰岩を主とする地下岩層からカルシウムを吸収し、特別な鉱泉水になるのです。


その水はフランスでも珍しい、カルシウムの甘みを含んだアルカリ軟水。日本は軟水の宝庫ですが、カルシウムをちゃんと含んだアルカリ性の軟水という、長寿を生む水の特徴を自然に備えたルションのような天然水は他に例を見ません。 

スパリゾートルション

「水の女神」という名の街、Luchon

フランス・スペイン国境にまたがるピレネー山脈のど真ん中にルションは位置しています。


そこはスーパー・バニエールなど雄大な山々に囲まれており、360度広がる峰々に良質な雪が積もり、膨大な量の雪解け水が、その下で待ち受ける膨大な石灰岩質(カルシウムの素)の地下層に浸透し、自然ろ過されます。


2000年ほど前にローマ人がこの地の健康泉を発見し、その水質に驚愕した彼らはその地を「Ilixon、英訳:Goddess of Water、和訳:水の女神」と名づけました。


水の女神Ilixonはその後フランス語の読み方、Luchon(ルションまたはリュションと発音)に変わっていきました。現在はイギリス、スペイン、フランスなどからの富裕層がセカンドハウスを持ち、街では天然水Luchonを飲み、スパに浸ることで、体を内外からリフレッシュする、ヨーロッパ大陸の知る人ぞ知る隠れ家的存在のテルメリゾートです。 

ルション SPAリゾート

老化を防ぐための天然水「ルション」が生まれる場所

ルションの貴重な特性の鉱泉を採水しボトリングしたナチュラル・ミネラル・ウォーターが「ルション」です。厳しい条件をクリアし、フランス政府が正式に認可したナチュラル・ミネラル・ウォーターで、成分特徴としては弱アルカリ性、そして軟水ながらカルシウムもちゃんと含有し、それは老化を防ぐ健康習慣に最適なものといえます。

老化を防ぐために薦められる飲み水とは?

水と健康の研究における権威、東京医科歯科大学名誉教授藤田紘一郎氏は、60カ国以上での調査研究から、アルカリ性の水や雪解け水の飲用と老化防止との関連を提唱され、また、カルシウムを比較的多く含んだ水のある地域で血管の詰まりからの死亡率が低いことを発見しました。(藤田教授の著書例:水と健康学、癒す水・蝕む水―世界の水と病気 藤田紘一郎先生の著書はここをクリック


従って、できるだけ老化を防ぐためには アルカリ性 & カルシウム含有 の飲用水を摂取されることが望まれます。


しかし、カルシウムを多く含む水はほとんどが硬水ですので、飲みにくいため、毎日飲用する習慣づけが困難です。


ルションはどうでしょうか? ルションはアルカリ性でカルシウムをちゃんと含みながら、老若男女誰もが飲みやすい軟水(硬度70)ですからこまめな飲用による健康習慣が容易です。これら3要素を満たす天然水は世界的に希少なものです。

長寿水の説明



老化を防ぐための天然水「ルション」が生まれる場所

ルションを輸入するグローバルウォーターは、ルション水源地、ルションのボトリング工場、同じピレネー山麓でルションから連なるルルドを直接訪問、水の専門家として、世界的に有名なルルドの泉の謎に迫りました。


詳しくは下記をクリックしてご覧ください。

ルルドその秘密を探る

日本人シェフも活躍中

ルションでは日本人シェフも活躍中。市街地の真ん中にあるレストランでは、日本人シェフの高橋さんがミディ・ピレネーの地方料理に真剣に取り組んでいます。昼食にオーダーしたパスタ系の一皿、とても美味しく頂きました。

ルションの日本人シェフ

ルションの山並み


お薦めホテルはマジェスティック

ルションに泊まるなら、お薦めはマジェスティーク。格式とフレンドリーさが絶妙に交錯する、上質なリラックス空間を満喫。


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