ヴァットヴィレール/Wattwiller

アルザスの「水の村」

無発泡

フランス東部ヴォージュ山脈から広くはドイツ南西部に連なる地帯には良質な鉱泉が多くある。ヴァットヴィレールもその一つで、アルザス・ロレーヌ地方の「水の村」と呼ばれるヴァットヴィレール村がこの水の故郷だ。

ヴァットヴィレール村の水源地は、緑豊かな10万ヘクタールにも及ぶバロン・デ・ヴォージュ地方自然公園の中にある。

現在フランスにある多くの水源地は、ガリア地方と呼ばれていた古代ローマの時代に温泉好きのローマ人達によって開発されていたようで、この水源地も例に漏れずローマ人が見つけたようだ。何世紀もの歳月の後に、そこは現在のWattwillerの語源となった、Wasserweiler（水の村)と呼ばれるようになっていく。

ヴァットヴィレールの水源は天然炭酸入と無炭酸の2つがあり、それぞれ別々に採水、ボトリングされている。

硬度511の硬水でありながら、口あたりマイルドで非常に飲みやすいミネラルウォーターとなっている。

水源地は土壌・水質汚染から厳しく守られており、硝酸数値がゼロであった記録もある。