? 湯原温泉 油屋 -水広場-

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健康源泉宿の会 水広場の独自取材による湯原温泉 油屋のご案内。

湯原温泉 油屋

 岡山県真庭市湯原温泉27

石鹸不要の湯

推奨用途 美肌   
  ●泉質:単純アルカリ温泉
●泉質:低張性・アルカリ性・高温泉
●pH:9.3 ●泉温:45.5℃

私がお薦めします

油屋 常務取締役
 高橋忠孝(左)

グローバルウォーター代表
 堀内 拓矢
湯原温泉 油屋
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岡山県真庭市湯原温泉27
TEL:0867-62-2006 FAX:0867-62-3185
アクセス
車:米子自動車道湯原温泉ICより5分
高速バス:岡山駅より2時間40分
電車:JR姫新線「中国勝山」駅から真庭市
コミュニティバスで35分
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水広場スタッフ 取材レポート      担当:堀内(2010年2月)

石鹸不要の湯

美作3泉のひとつ、湯原温泉周辺には15の源泉があり、「湯原温泉」の泉源は薬師堂が建つ場所にあります。その薬師堂に並ぶ風情溢れる佇まいの和風旅館が油屋さんの食湯館です。元禄時代から営業をしているという由緒正しい温泉旅館「油屋」は、食湯館、夢酔庵、別館と、旭川の両岸に位置する3つの宿で構成されています。

油屋の源泉で水広場が特に注目したのは夢酔館地下の薬王場。上の写真がそれですが、湯原温泉の泉源そぐそばから湧き出していて、湯原温泉独特の効能を源泉かけ流し形態で享受するという、これ以上の贅沢はありません。

泉質はpH9.3のアルカリ性の低張性(含有成分は比較的軽め)で、アルカリ泉独特といえる「ぬめり感」も他には見られない秀逸さで、この泉質は皮膚の皮脂を溶かし代謝を高め、肌の小さな汚れも石鹸なしでも自然に優しく落としてくれる優れたものです。優れた温泉成分があれば石鹸は元来不要なのかもしれません。

上がった後にも発汗が続く

湯原温泉街では誰でも足湯と手湯が楽しめます。足をつけるだけで全身が温まる効果があり、しかもそれが持続すると、現地で多数の方に伺いました。特に油屋の源泉の場合は温まり効果が顕著で、入浴後にも発汗が持続するほど体の中を温めることから、多数の宿泊客がこの点を高く評価しています。 

手術後の傷が早く治った例も

湯原温泉の湯治客には治療後の回復目的で来られる方も多数あり、取材を進めると、手術後の傷の治りが早くて驚いたという声を聞きました。

アトピー治療にも評価の高い温泉治療

湯原温泉から2kmほど下流の下湯原温泉には湯原温泉郷の独特な泉質を利用した温泉治療を受けられる温泉病院があり、アトピーの患者さんに人気があります。 

アトピー治療において大切なことは皮膚を清潔な状態に保つこととされますが、一般家庭のお風呂は塩素剤が投入された水を使うためにかえって肌を刺激して病状を悪化させる場合があるといわれます。そのため、温泉療養はアトピーはじめ皮膚炎の治療療養に有効と考えられています。

温泉水の中でも湯原温泉のように低張性(含有成分量が比較的軽め)でアルカリ質の温泉は角質化した皮膚を乳化して溶かす作用があるとされ、石鹸使用による刺激を無縁で皮膚を清潔に保つことができるわけです。

砂湯 - 露天風呂の西の横綱

温泉評論家で作家の野口冬人氏により作られた露天風呂番付では西の横綱に格付けされた湯原温泉の象徴的存在が砂湯と呼ばれる川原で湧く露天温泉。混浴露天温泉で、取材当日スタッフは入浴できませんでしたが、ダムが目の前に迫る峡谷で浸かる混浴露天というシチュエーションは多くの人にとって非日常の風景でしょうから、きっと忘れられない旅の思い出になります。

油屋の夢酔庵の中で高橋常務に見せてもらったのが江戸時代(明治?)のものと思われる諸国温泉鑑。ギャラリーの写真のとおり、当時は横綱がなく大関が最高位のようですが湯原温泉は東の大関草津につぐ堂々の関脇となっています。

とっておきの源泉だけでなく、湯原温泉油屋には砂湯という珍しい外湯や足湯手湯、そして温泉街情緒にあふれ湯治郷の風情ただよう宿周辺の通りといった環境での転地効果がたっぷりと見込めます。

また、油屋別館では、非常に珍しい天然記念物オオサンショウウオを2匹も見ることができます。

湯原温泉 油屋 画像ギャラリー

 
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温泉成分表

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