? 東鳴子温泉 まるみや旅館 -水広場-

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健康源泉宿の会 水広場の独自取材による 東鳴子温泉 まるみや旅館のご案内。

東鳴子温泉 まるみや旅館

 宮城県大崎市

昭和が香る含鉄重曹泉

推奨用途  神経痛  リウマチ  消化器疾患
  ●泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉
低張性中性高温泉(低張性・中性・高温泉)
●pH:6.6 ●泉温:49.7℃
私たちがお薦めします

まるみや旅館 湯守
菊地荘悦(右)
グローバルウォーター代表
堀内 拓矢
東鳴子温泉 まるみや旅館
ご予約はお電話で
宮城県大崎市鳴子温泉字赤湯33-2
TEL 0229-83-3139 FAX 0229-83-3136
アクセス
車:東北自動車道古川ICから26km
電車:東北新幹線「古川」から陸羽東線45分
「鳴子御殿湯」、
奥羽本線「新庄」から陸羽東線70分
「鳴子御殿湯」
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水広場スタッフ 取材レポート       担当:堀内(2010年3月)

昭和の空気で満たされた湯治宿で堪能する含鉄重曹泉
鳴子温泉のすぐ隣の東鳴子温泉。表の街道からひとつ入った静かな雰囲気の中に佇む旅館。旅館の外も内も昭和のエッセンスがそのまま残された隠れ家的な温泉宿がまるみや旅館です。今回の取材では水広場の堀内が訪問しました。

まるみや旅館には湯治療養にふさわしい本格的な自家源泉があり、主浴場の泉質は含鉄重曹泉。湯の茶褐色はまさに含有鉄分の証左といえるのでしょう、敷地で湧く自家源泉がすべてそのままかけ流されています。

湯に浸かると、じんわりと体の内部が温まりはじめ、肌によい重曹泉本来の有効成分が皮膚を包み込んでいる感覚です。鉄分の入った源泉の色はとても滋養的に映り、微かに独特な鉱泉の香りが昭和的雰囲気に満たされた浴室に漂う中、中高年の大人やレトロファンであれば一瞬でも懐かしさ一杯の昭和時代へのタイムスリップが可能と思われる、そんな空間に身を任せるのです。

連泊や長期滞在に適した良心的な宿泊代設定にて、自炊してもよし、携帯電話は野暮であるかのように懐かしい10円ピンク電話で鮮魚店や食堂に出前を頼んでもよし。家族経営のとにかく温かいアットホームな温泉宿なのです。




関節痛、消化器疾患、etc の療養で訪れる薬効の湯
東鳴子温泉まるみや旅館の泉質は内疾患系の療養に適している特長があります。男女別々に浴室が分かれた主源泉のほか、別源泉による混浴大風呂があり、こちらは無色に近く比較的ソフトな湯です。 

関節痛、神経痛、リュウマチなども適応症で、宿泊客は50代以上の方々だけでなく30代の女性客も多いということです。30代の女性客の多くが事務職や主婦の方々で、パソコンの長期使用や家事による疲れなどで弱まった神経系を回復するために来られるのでは、と思いました。

日帰り客を気にせずに満喫する源泉
まるみや旅館では長期療養客が満足して源泉を利用できるよう宿泊が原則となっているようです。その独特の健康泉は希少ですから、大人数で入れる巨大浴槽があるわけでもありません。集客より源泉の質を重んじ、そして源泉を必要とする宿泊客のための温泉宿、といった特徴がしっかり伝わってきました。

湯治歴30年、湯守のご主人
まるみや旅館のご主人で湯守の菊池さんはご自身も大の湯治好き。専門家のグループで全国の湯治場を訪れています。今回の水広場の取材に際して、これまで撮り貯めてこられた300軒に上る温泉宿の写真を親切に解説してくれました。

自らの心身に深く滲みこんだ湯治文化への親愛に裏づけられた独特の哲学をお持ちで、無数の体験談は機会があれば必聴といえるでしょう。地域による特徴、例として東北の温泉・湯治に元来存在するという娯楽性など、とても興味深いお話を伺うことができました。

家族的な雰囲気のまるみや旅館ゆえのエピソードです。

東鳴子温泉 まるみや旅館 画像ギャラリー



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温泉成分表

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